こんにちは。インコノートです。
私のメスのセキセイインコのエルサが、生後半年から卵を産み続け。過剰発情で内臓が飛び出す腹壁ヘルニア(キサントーマ)になりました。
一年以上、大きいお腹のまま過ごすも、先日限界に来てしまい。3月1日の朝。力尽きて旅立ちました。
2年10ヶ月の短い鳥生でした。
十数万する手術代が払えず。自宅養生していました。(詳しい経緯は後日まとめて記事にしたいと思います。)
※ 中盤にセキセイインコの亡骸の写真を載せてます。見たくない方はご注意下さい。
それでは亡くなる前日、2月29日を振り返ってみようと思います。
エルサは二日前から、鳥カゴに引きこもり。
(その前まで放鳥中はみんなと外にいた)
食欲が無く、ヒーターの側から離れず、動かないでいました。
この日は、珍しくカキカキさせてくれて。
少しでもエルサの苦痛が柔らぐようにと願いながら触っていました。
二週間前から、下痢フンでとても臭く。
お尻にウンチを付けたままでいたエルサ。
不快だろうと一日一回、お尻を綺麗にしていました。
保温でかけてるビニールカバーからは、
この数日、屍臭がして。小さいセキセイインコなのに、
亡くなる前の祖母と同じ臭いがするのか…と思い。
内臓がもう腐ってるのか?と本当に痛々しかった。
親友のウタちゃんも頻繁に様子を見に来たり。
エルサが育てたオソッチも近くにいて見守っていました。
この日は、ゴハンを食べなかったけど、
止まり木にちゃんと立っていたので
(小鳥は床下の隅で亡くなるイメージがあった)
まだ、大丈夫だと思っていた。
いつも通りに「おやすみー」っと消灯。
明日、エルサと最後の時間を過ごそう。
そう思っていた。
ただ、よくよく思い返すと、電気を消す前に触った時、
エルサの体がフワッと異様に軽かった。
朝、インコズを起こすと。
エルサが鳥カゴの床下で仰向けで動かなくなっていた。
止まり木に立っていても、一日ゴハンを食べなければ衰弱する。
旅立つ最後を付き添えなかった事が悲しかった。
今まで飼ってたペット。猫も。文鳥も。魂が抜ける瞬間まで側にいて送り出していたのに………。
エルサは一羽で旅立ってしまった!
ある意味。気位の高いエルサらしいのだけど。
ちょっと寂しかった。。。
親友のような。恋人のような。ライバルのような。
そんな関係だった2羽。
ウタちゃんは、エルサのそばに来て。
いつもと違うエルサを覗き込んで。
背中をハミハミ。動かない事を確認し。
不思議そうに。寂しそうに。
エルサの頭をハミハミ。別れを惜しんだ。
他の子達は、異変に気付き。
エルサに寄り付かなかったけど。
イッチンは、エルサにお別れをしていたみたい。
(目が開いたままだったので花で隠しました)
その後、カラフルな花と一緒に、庭のキンモクセイの木の下に埋めました。
エルサは良く笑う子で、指でクチバシを触ると「ケケケケケッ」と陽気に挨拶してくれた。
洗濯バサミを下に落とすのが好きで、私と飽きもせず、落としては拾い。落としては、また拾い。を繰り返し遊んだ。
病院の先生に鷲掴み(保定)されても。私に鷲掴みされても。治療で嫌な思いをしても。手を嫌いにならなかった。
本当に、賢い、可愛い、素敵な、インコだった。
ウチの子になってくれて、ありがとう。
願わくば、
ペットが亡くなって行くという。虹の橋でとどまらず、さっさと転生して新たな楽しい来世を迎えますように。
その時は、
病気にならず。例え、なったとしても適切な治療をうけ、長生きしますように。幸せで、満ち足りた来世でありますように。。。
オソッチが、空になったカゴでエルサを探しています。ウタちゃんも探してイライラしています。
エルサが最後の日に食べれなかったゴハンは、みんなに分けて食べてもらいました。
エルサの鳥カゴはオソッチに。
止まり木はカラリンに。
と、形見分けもしました。
エルサ、あなたは私にセキセイインコが素晴らしい生き物だと教えてくれました。
喜怒哀楽があるとこ。一緒にいて楽しいこと。
強い母性があること。他にもいろいろ。
本当に、ありがとう。
それと、エルサの分まで、
今いる子達を長生きさせる事を誓います。
名残惜しいけど、じゃあね。
さよなら。エルサ。ありがとうね。